ブロンプトン風折りたたみ自転車 ハリークインの試乗インプレッション
最近、このブログ記事内でアクセスが多い記事は、ブロンプトン風折りたたみ自転車「ハリークイン」に関する情報です。
・ブロンプトンそっくりに折りたためる
・アルミフレームで軽い
・さらに、電動モデルがある
・その割にブロンプトンよりも安い
⇒じゃあ、ブロンプトンよりもこっちを選んだほうが良いやんけ。とも思えるスペックです。
今年の2月に発見してから、ようやく実物に乗って確かめることができました!
今日は、そんなハリークインに試乗した感想のお話です。
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6/8, 9に横浜赤レンガ倉庫で「横浜サイクルスタイル2019」が開催されていました。
(ヒトが大きく写らないように配慮しすぎて、会場の盛り上がりが伝わりにくい写真ですが…笑)
いろんな自転車の展示試乗と、自転車系アパレルやカフェが出店しているイベントです。
地元のアイドルも来ていたみたいです。大規模イベント。
自転車も、速さを究めるロードバイクよりも街をお洒落に走ったり、折り畳み性を追求した機種がメインでした。
もちろんブロンプトンのブースもありましたよ!
出店ブースを眺めていると、ブロンプトンに似て非なる自転車が。
おお、これはハリークインではないですか。初めて実物をお目にかかった。
ほら、佇まいはブロンプトンそっくりでしょう。
展示していたのは、電動&ブロンプトン並みの折り畳みをウリにしている機種です。
ブロンプトンとはちょっと違うけど、三つ折り方式の折り畳み。
メカの変速は無し。アシスト力が3段ありました。弱で100km, 強ならその半分走れるくらいのバッテリー容量だと言っていました。
イベントブース内の平坦コースを走った際の感想を。
【走行性能】
まずは、アシストを切って走ってみました。
ブロンプトンの標準的なギヤよりも軽い感じです。もっと重くてもいいのにな~というのが感想です。
ブロンプトンのクロスバイク的な加速に対して、ハリークインはもう少しシティサイクル寄りな感じ。
次にアシストをオン。
Lowアシストは、かなりささやかなアシスト。Highだとグイグイ引っ張ってくれる印象でした。常用はMiddle かHigh でしょうね。
【車体重量】
軽い!バッテリーがフレームに入っていてもブロンプトンと同等か少し軽いくらい。
【外観】
バッテリーが目立たないことが最近の電動アシスト自転車のトレンドだと思います。ハリークインは、フレームのなかに完全に入り込んでいるので一見電動アシストには見えないです。
海外で発売している電動ブロンプトンはバッテリーケースを積んで走るようなスタイルですので、この見た目はハリークインの大きなメリットだと思います。
また、表面の仕上げでは、ブロンプトンの整った表面塗装や溶接痕と比べると、ちょっとアラが目立つな~という部分も。
【総評】
走行性能はブロンプトンのほうがだいぶ良く感じたので、スポーツやレジャーとして週末に何十キロもたくさん乗ることを目的とするひとには、物足りないかもしれません。
重たいギヤがもう一枚あれば、ガシガシ走れるうえに、キツイ坂はアシストされて楽しそうです。
ハリークインは、こういう目的の自転車を探している人にオススメです。
・ロングライドやポタリング用途よりも、日々の足として買い物、通勤通学用の自転車がほしいヒト
・そして、自転車駐輪場がないマンションや、盗難が心配で家に置きたいヒト
・予算15万円でそんな自転車を探しているヒト
…ブロンプトンと比べられるほど小さくできるので、個人的には「変速アリ電動ナシモデル」を推して「ブロンプトンより安いけど、小さく畳めるうえ、アルミで車体が軽い自転車ですよ!」という位置づけの機種になったら良いんじゃないかな?と思っています。
電動じゃないモデルはAMAZONによると、かなりお値段抑え目ですし。
やっぱり、乗ってみないとわからないこともたくさんありますね!
ほかにも面白い自転車に乗ったので次の記事をお楽しみに。