車用タッチアップペンでできる!ブロンプトンの塗装剥がれの補修メンテナンス
- ブロンプトンの塗装剥げをようやく補修
- 補修道具の調達:純正タッチアップペイントが手に入らない
- 車用のタッチアップペンで代用しよう
- 塗装下準備:洗車とコンパウンド磨き
- 塗装作業開始!
- 塗装作業完了!ビフォーアフター
- 最後に剥がれ防止テーピング
- ブロンプトンのフレームは汎用カラー
ブロンプトンの塗装剥げをようやく補修
私のブロンプトンのトップチューブには、ワイヤーが擦れてできた塗装の剥げが発生しています。
ワイヤーがたくさん使われている6段変速モデル(S6RやM6Lなど)は、擦れる面積が大きいために塗装へのダメージが大きいとのこと。
雨のなかでは乗らないから錆びないし、直すのはそのうちで…なんて思っていたら、一年も放置していました!
補修道具の調達:純正タッチアップペイントが手に入らない
補修するためには、剥げた部分に同じ色を塗る必要があります。
ブロンプトンにも純正のタッチアップペンがあります。
ブロンプトンタッチアップペイントシグナルオレンジ Brompton Touch Up Paint Signal Orange
これを塗れば、剝げた部分を直せる、、、と思っていたのですが。。
2018年のブラックエディションは「艶有」オレンジで、現在は「艶なし」オレンジしかないため、対応する塗料が取り寄せられないとのこと。
車用のタッチアップペンで代用しよう
ならば、「似たような色」で代用してしまいましょう。
そこで、カー用品店で自動車用のタッチアップペンを探しました。
自動車用品で定番の「ソフト99タッチアップペン」シリーズから「ニッサン・A30・マンゴーオレンジP」を選択(店頭にはオレンジはこれしかなかった。。)
日産マーチのオレンジ色に対応するとのこと。小面積かつ目立たない場所なので、だいたいあっていれば問題ないでしょう!
しかも、純正タッチアップペンは一本3,000円以上するのに対して、こちらは600円くらいでかなりリーズナブルです。
塗装下準備:洗車とコンパウンド磨き
まずは、車体全体をきれいにしてから作業します。
気温が高くなったので、公園での水仕事も苦しくなくなりました。ありがたい。。
洗車のあとは、ソフト99の液体コンパウンドで剝がれが出ている面とその周囲を磨きます。
↑ タッチアップペンが安く済んだので、差額でコンパウンドも買えちゃいました!
塗装作業開始!
まずは塗料の色が合うか、軽く塗って確認です。
おお、なかなかいいんじゃない??何度かに分けて重ね塗りします。
2回目
3回目。もう十分かな。
塗料の凸凹を均すために、2000番のヤスリでヤスリがけします。
研磨すると、白っぽくなってしまいますね。最後はコンパウンドで仕上げ、マスキングテープを剥がします。さあ、うまくいったでしょうか…!
塗装作業完了!ビフォーアフター
まずはビフォーをもう一度見てみましょう。
そしてアフター。
もう一枚。
色合いはかなり自然では?!
でもよく見ると、まだ塗装がデコボコしています。さらにこだわるなら、塗料をもっと厚塗りして、もとの塗装と高さがしっかり揃うように磨けばもっとよくなりそう。まあ、目立たないしサビ防止のためだからこんなもんでいいでしょう!
最後に剥がれ防止テーピング
塗装面をさらに確実に守るためにもうひと手間。「BBB フレー厶プロテクター バイクスキン BBP-51」を貼ります。
貼るとこんな感じです。
テープのテカリでちょっと粗が目立ちやすくなりますが、問題なしとしましょう!
少なくとも色に違和感はないです。あとはタッチアップペン使いの腕の問題かな?!
ブロンプトンのフレームは汎用カラー
作業時間約1時間で塗装が剥げた面のタッチアップ補修作業が完了しました。洗車の部分と塗料の乾燥に時間がかかるだけで意外と簡単ですので是非やってみてください。
(コンパウンドが結構楽しい)
そして、いろいろと調べていく中で知ったのは、ブロンプトンのフレームはブロンプトン専用色ではなく、世の中でよく使われている色から選択しているカラーとのことです。ですので、頑張って探せば専用品ではなくてもピッタリ合う色の塗料を見つけることができます。特に、ホワイトやブラックの車体のひとは、メンテナンスのしやすさでも有利かもしれませんね!
<メンテナンスやカスタムについては、こんな記事もあります>
k-k07.hatenablog.com
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