【敷居は高くない!】Blue Note Tokyoでジャズハープと7弦ギターの競演!
音楽じゃなくて自転車の話ばかりするこちらのブログ。たまには最新の音楽の話を。
この夏は、ブルーノート東京にコロンビア出身のジャズハープの名手「エドマール・カスタネーダ」と、ブラジルの7弦ギターの名手「ヤマンドゥ・コスタ」のライブに行きました。
ハープといえば、オーケストラのコンサートやお金持ちの家にある楽器のイメージが強い楽器ですが、なんとジャズハープというジャンルがあるのです!
エドマール・カスタネーダよくイメージされる「ぽろろん、ぽろろん」というハープの音も出しながら、かき鳴らしたり叩いたり、鋭く邪悪な音も美しい音も自在に奏でる奏者です。ジャズハープって、同業の人いるのかな~。
そして、ブラジルの7弦ギター。普通のギターに加えてさらに低い音の出る弦が追加されています。
ヤマンドゥ・コスタの情感たっぷりな演奏。
この二人の奏者がセッションするとどうなるのか、わくわくが止まりませんでした。
そして、やってきましたブルーノート東京。
おなじみの写真撮影。全力笑顔なエドマール・カスタネーダ。
ブルーノートの自由席のシステムは、申し込み順に番号の振られたコースターが配られます。そして開場すると、番号1番の人から順に入場していき、好きな席を取っていくスタイルです。どこの席が最適かわからなくても、スタッフがおすすめの場所を教えてくれるので心配ご無用!
わたしは申し込みをするのが遅くて32番でした。しかし、運よく(ひとりで行ったのもあって)前から2番目の席に案内してくれました。
ブルーノートはお酒と食事を楽しみながら世界一の音楽を聴けるのが最高です。
おすすめドリンクは、ブルーノートオリジナルのビール「セッションIPA」です。しかし今回はあえて違うドリンクにしよう、ということでアーティストをイメージした桃と八角のカクテルにしました。おつまみはあっさりとドライフルーツを選択。
ライブはとにかく圧巻でした。エドマール・カスタネーダの足元までおよそ1mの距離でハープを掻き鳴らす様子が見れるなんて、最高でした。
そしてギターのヤマンドゥ・コスタも、優しいラブソングから、ブラジリアンな賑やかなメロディまで多彩でした。
さらに、エドマール・カスタネーダが「7歳のときにはじめて触った楽器だよ。」と取り出したのはマラカス。このマラカスプレイがとんでもなくうまい!マラカスだけでソロ曲できます。
それに呼応するように、ヤマンドゥ・コスタも美しい口笛でメロディを奏でます。これまたすごく響く口笛で。
私が好きなのは、やっぱりジャズハープのエドマール・カスタネーダです。
なぜならば、演奏しているときや演奏後に観客に向ける笑顔が最高!スーパーテクニックに圧巻されつつも、演奏が終わるときには全員が笑顔になるライブでした。
たぶん、自分も含めて聞きに来たひとのほとんどが7弦ギターもジャズハープも触ったことないのに、その素晴らしさが全員に伝わるって、ほんとうにすごい!
少しでも興味を持った方は、上原ひろみとエドマール・カスタネーダのライブCDをぜひ聞いていただきたいです。Amazon Musicとかでも聞けるので、超おすすめです!!
ブルーノート東京の最大の欠点は、、、
一回行くと、毎日でも行きたくなってしまうことです。
Tシャツにジーンズでも全くダイジョブ。世界一の音楽体験をぜひお楽しみください!