音楽と自転車があればいい

ブラスバンドとブロンプトンの新しい楽しみ方を探求する日常のブログです。

【バイクは自転車乗りにもメリット多数!】普通自動二輪免許(400ccバイク免許)取得への道<総論>

きっかけは一冊の本"Die With Zero"

2022年3月のある日、一冊の本を図書館で借りました。その名は"Die With Zero 人生が豊かになりすぎる究極のルール"です。

この本は、「いましかできないことに投資して、預金残高ゼロで一生を終える」ことをいかに実践するかを考えるための一冊です。この本を読み思ったのが「バイクが長年の趣味だった父親とツーリングがしたい!」でした。これは、父親の体力的なタイムリミットがあるため、早ければ早いほど達成確率が上がります。しかし問題は、私がバイク無免許であることでした。

思い立ったが吉日、教習所へ入校だ!

そのようなわけで、思い立ったが吉日、自動車教習所に入校の手続きをしました。本を読んだのが3月末、入校が4月1日だったので、ほんとうに早い決断でした。教習所は、いろいろ鑑みた結果、楽天市場から申し込みができる新鶴見ドライビングスクール」に入校することにしました。どこも料金は同じくらいだったので、交通アクセスと楽天ポイント狙いで選択!

私が選んだのは、スタッフさんに卒業までのスケジュールをすべてたててもらう「しんつるバイクプラン」でした。「できるだけ詰めて、早く取得できるスケジュール」をお願いしたものの、4月に入校なのにコロナ禍やキャンプブーム影響で教習はなんと6月スタート!2か月間はヘルメットを眺めるだけの日々でした。

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免許取得までのスケジュールと課題

自動車の免許があるため、学科は1時間のみ、実技が17時間が最短です。その後、卒業試験の流れです。実技は合格基準70点に対し、75点で、なんとかストレートで取得できました。
<第一段階(9時間)の課題>

倒れたバイクを起こす/発進停止とギヤチェンジ/外周を走る/障害物の回避とウインカー操作/スラローム一本橋坂道発進急制動(練習)/オートマ車の体験

<第二段階(8時間)の課題>

シミュレーターで危険予測/法規走行/急制動(40km/h以上)/波状路(体験)/不等間隔スラローム(体験)/カーブ侵入速度、追突回避(体験)

…列挙するとたくさんですが、基本操作は第一段階ですべて完結しています。私はクランクで転倒しそうなのが怖くて苦戦しました。最後の最後にリーンアウトの技法を丁寧に教えてもらい、一気にできるようになりました。感謝!

卒業検定試験

第二段階の見極めをクリアすると、卒業検定試験に申し込みができます。新鶴見ドライビングスクールは、火曜/土曜に開催されています。

Youtubeなどで予習していると、管制塔みたいなところから採点しているスタイルがほとんどでしたが、新鶴見ドライビングスクールは原付に乗った検定員が採点表を持ちながら付いてい来るスタイルでした。これにすごく緊張してしまい、坂道発進でよろけてしまったのが私の卒業検定試験でした(なんとか踏ん張り、ふらつき減点で済んだ)。

坂道発進でのふらつき等(-10点)・スラロームでの時間超過(-5点)・一本橋での時間不足(-5点)・左折後のふくらみ1か所(-5点)

減点方式で75点。70点以上で何とか合格!今年(いや数年で)一番緊張した!※検定試験を控えている方、意外と減点で済むことが多いので多少ミスっても大丈夫です。

 


記念に撮っておいた。

 

バイク教習を終えて:自転車へのメリット

晴れて普通自動二輪免許が取得できたこともうれしかったですが、教習所でバイクを操ることや、安全確認の手順を改めて学び、自転車に安全に乗る技術が高まったと思います!

①自転車もバイクも「見たほうに曲がる」「遠くを見る」がポイント!

バイクも自転車も、スピードがあるとジャイロ効果で転ばなくなります。教習所で教わることは、「いかに低速時に正確にコントロールできるか」に尽きると思います。一本橋やクランクみたいな道が本当にあったら、避けるか足を着いてなんとかやり過ごすと思います。この課題の本質は「見たほうに曲がる」「遠くを見る」を身につけることです。自転車のほうがバランス取りがむずかしいので、教習後は毎回なんだか自転車の操作がうまくなっていました。

②危険予測や目視確認がスムーズになった!

自転車通勤で幹線道路を利用するため、朝は停車トラックやバス回避との闘いです。後方目視確認の上しっかりと避け、目視確認してから戻る。最後の目視確認を省略しがちでしたが、免許取得後はそこまでしっかりと見てスムーズに操作できるようになったため、ヒヤリとする場面が減りました。…加えて自転車にもミラーを付けたくもなりました 笑

 

バイクと自転車は異なる楽しみがある

まだバイクは初心者ですが、やはりスピードがあるのと、それに加えた爽快感はバイクならではのものです。二段階右折や30km/h制限もなく、高速道路やバイパスも使える!一方で手軽さ(バイクでは入れないところや駐輪問題)や、楽な服で乗れたり、あえて遅いスピード感を楽しむことにおいてはバイクでは自転車に敵いません。

そしてどちらも怪我したら楽しくないので、これからはさらに安全運転を心がけよう!

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