【保存版】自転車の盗難!まずやることは??メーカー保証内容と火災保険を確認してみましょう。
最近はe-Bikeなど、高額な自転車も増えており、プロとしか思えない窃盗をされるケースが散見されます。
私も昨年末にまだ購入後半年の電動自転車が盗難に遭い、まだ出てきていません。
大枚をはたいて買った自転車はもう戻ってこないのか。。。なんて途方にくれていた私に一筋の光が!! なんと火災保険で全額保証されたのでした。
この記事は、私が自転車が盗難にあった記録とともに、盗難届の処理、さらに電動アシスト付き自転車が受けられる可能性があるメーカー保証、今回適用され、購入金額全額が補てんされた保険について説明するものです。
第一章 私の愛した(が盗まれた)自転車
2018年12月末、マンション駐車場に停めてあった愛車であるヤマハ電動アシスト付き自転車「YAMAHA PAS Vienta 5」がどこを探してもありませんでした。
この自転車は、電動アシスト付き自転車のラインナップのなかでもスポーティーなタイプの自転車で、毎回駐車場は馬蹄錠とチェーンを掛けて駐輪していました。しかし、まるごとなくなっていました。
第二章~自転車が盗まれた!まずやることは??~
まずは必ず盗難届を出しましょう。
【警察署に行くときの持ち物】
判子、防犯登録書類、購入金額が分かる領収書、(できれば)車体の説明書
<判子>
盗難届の捺印欄に使います。不所持の場合は拇印で捺印します。
<防犯登録書類>
これは最も大事な書類。車体番号と防犯登録番号を控えておきましょう。
<購入金額>
被害に遭った自転車の購入代金と現在の予想価値を聞かれるため、必要になります(ない場合はおよそで良さそうです。)
<車体の説明書>
盗難に遭った車体の特徴を説明するときに、部位の正式名称が分からない場合があるので、あると良いでしょう。
【警察署に行く前に確認しておくこと】
無くした場所、無くした日時
鍵の形や施錠の有無
車体の特徴(名前を書いている、部品を換えているなど誰もが分かるもので)
盗難品のだいたいの今の価値(プレミアついているとか消耗しているとか)
手続きは30分~1時間ほどかかりました。
※※注意!!※※
必ずすぐに盗難届を出すこと。盗難届を出さないと、盗まれている間のトラブルが持ち主の責任になる場合があります。
盗品を自分で見つけた場合は、警察署に連絡して盗難届を取り下げる処理をするようにも言われました。
第三章~その盗難、保険適用されるかも?~
大きく分けて①外出先で盗難にあった場合と②住居内で盗難に遭った場合でどの保険が適応するかが変わる可能性が大きいです。
①外出先の盗難の場合
電動アシスト付き自転車は、各メーカーで盗難保障が全車種付けられています。外出先での盗難の場合はこの保証制度が良いと思われます。
国内大手3メーカーの保証内容を調べてみました。
本体価格の30%(1年目および2年目)、50%(3年目)で同一車種を購入可能
購入日より3年間は標準価格の30%で同一車種を購入可能
購入日より3年間はメーカー希望小売価格(税抜き)の30%+組立手数料4,000円(税抜き)で同一車種を購入可能
いずれも登録無料。
※購入から登録までの書類提出期限があります。ヤマハの場合は7日以内、簡単なアンケート葉書の提出でした。
ブリジストンの保証が比較的手厚いですね。ほぼ同等の車種で悩んだときは、盗難保障の手厚さで選ぶのもありかもしれません。
今回の場合、定価約14万円のYAMAHA PAS Vienta5であれば、、
14万円×0.3=4.2万円
で購入可能であることがわかります。同一車種でしかないという制限はありつつも、特別な盗難保険料を払う必要なく保証されるのは手厚いサービスだと思います。
他にも条件があると思いますので、お世話になるときは購入時の保証書やHPで確認してみてください。
<ヤマハ>
ご購入後もしっかりサポート - 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機株式会社
<ブリジストン>
3年間盗難補償│もしものときも!ブリヂストンならダブルで安心!
<パナソニック>
電動アシスト自転車 3年間盗難補償|盗難補償について|サポート|電動アシスト自転車/自転車|Panasonic
②住居内で盗難に遭った場合
今回の私の盗難の場合、こちらでした。
ポイントは「マンションの駐輪場はマンションの敷地内である」ということでした。
多くのマンションは火災保険が加入必須だと思います。マンション駐輪場で盗難に遭ったときは、保証内容をすぐに確認しましょう。
(私の場合)
東京海上日動の「住まいの保険」に加入していました。
問い合わせを行うと以下のポイントについて確認を求められました。
①盗難届はもう出したか ②屋根付きの駐輪場かどうか
恐らく、屋根付き駐輪場=建物敷地内での盗難というところがひとつのポイントのようです。
早速書類を取り寄せて記入しました。
~今回の手続きの流れ~
12月末:盗難発生
1月4日:保険会社に状況説明と書類送付依頼のTEL
1月7日:書類が届く(後述)
1月10日:書類提出
1月22日:入金を確認(数日前に、保険適用可否報告の電話がありました。)
【提出書類(抜粋)】
保険金申請書
被害品申告書
盗難品の価格が分かる書類(私は保証書と領収書のコピーを送りました。)
屋根付き駐車場の写真
同意書
このなかの同意書には、盗難届の受理ナンバーが必要となりますので、盗難届を出したあと、再び警察署に出向いて確認を行ってください。
私が入っていた保険では、免責金額が設定されていたため
(自転車購入金額)ー(免責金額)+(臨時費用保険金として購入金額の10%)
が振り込まれていました。臨時費用保険金とは、例えば火災により家に住めない期間のホテル代を保証するための保険金とのことです。今回は、自転車につけていた鍵などのオプションパーツを買い戻す資金に充てました。
以上が私が自転車の盗難にあってから、保険適用で買い戻すまでの経緯でした。
ちなみに、電動自転車は比較的盗難が少ないらしく、同じ車種を2度購入した自転車屋さんも開業10年あまりのなかで初めてのケースだったらしいです。
万が一自転車の盗難に遭った際、思い出の愛車を血眼で探すのもとても大事ですが、金銭的な面では保険がきく場合があるということを、知っていただけると嬉しいです。
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