ホントはどうなの?!「ブロンプトンvs.ロードバイク」輪行対決!!
「最小サイズ」とか「コンパクト」など折りたたみサイズに関する項目のほかに、「重い」とか「スピードは出しにくい」などデメリットの項目も出てきます。
一方、スピードがでる自転車といえば、ロードバイクですよね。
今回はブロンプトンとロードバイク、対決方式で比較していきたいと思います。
テーマは「輪行」。
輪行前提でデザインされているともいえるブロンプトンが勝つとは思いますが、輪行性能を比べるとどのくらい違うのか検証していきたいと思います。
検証方法
【検証方法】
ロードバイクとブロンプトンを組み立て状態から輪行袋に入れるまで、また輪行袋から出して走りだせる状態にするまでの時間を計測し、比較します。
【ルール】
①梱包の部
・ロードバイクはサドルを下にして自立した状態から、ブロンプトンはキックスタンドを使って自立した状態からスタートします。
・輪行袋で車体持ち上げるまでの時間を測定します。
②組み立ての部
・車体をくみ上げ、輪行袋を畳んで収納し終えるまでの時間を測定します。
エントリーバイク
[エントリーNo.1] ロードバイク
<Cannondale CAAD10>
アルミフレームの製造で定評のあるアメリカのロードバイク。このグレードの製造国は確か台湾です。ちなみにホイールは、カンパニョーロのユーラスに履き替えて、走りを向上させています。トップチューブに貼られたくまもんのステッカーとサドルにつるしたお守りがトレードマーク。最近乗っていなくて、ホコリ掛かっちゃってごめんよ…。
[エントリーNo.2] ブロンプトン
<Brompton 2019 Black Edition>
家の前の坂を登るためには6速がマスト!キャリア付きで積載能力UP。重量の少しの増加よりも安楽さを追求した一台。よく見るとユニオンジャック模様の、レザーのフレームカバーがお気に入り。
それでは、測っていきましょう!
とその前に、ロードバイクとブロンプトンの輪行袋をご紹介しましょう。
今回使用した輪行袋
オーストリッチ ロード220
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 ロード220 エンド金具(高さ110mm)付属 ブラック
おそらく、もっともオーソドックスな輪行袋のひとつ。迷ったら、これを選べば間違いない!というモデルで、厚手でとても丈夫なつくりです。
Vivicraft イージーセパレートカバー
横浜にある自転車屋さん「Green Cycle Station」のオリジナル商品です。ロードバイクの輪行袋よりも軽くて、ふかふかしたやわらかい素材でできています。
「セパレートカバー」という名前の通り、袋の下の部分がファスナーで分割できるようになっており、袋に入れた状態でブロンプトンを転がして移動することができます。
…でも、、私は担いで移動した方が手っ取り早いと思ってしまうため、ファスナーを開いたことがないです。
それでは本編へ!対決に入ります!!
対決!!ロードバイクvs.ブロンプトン
梱包の部No.1 ロードバイク
用意スタート!
ギヤをトップに入れて、、クイックを外して、、エンド金具を付けて、、袋に詰めて、、ベルトで縛って、、、
完成!
果たしてタイムは、、、
7分51秒。10分以上かかるかなと思っていたので、意外と速い?!
梱包の部No.2 ブロンプトン
スタート!
クランプ外して、ヒンジを緩めて、、
完成!タイムは??
2分37秒。うち2分が袋詰めだから、袋に入れる動作はロードバイクとそんなに変わらないのかも??
組み立ての部No.1 ロードバイク
組み立ては、袋を畳むとこまできちんと測定。タイムは...
5分18秒。パーツが多いから、袋にぎゅうぎゅうするのに時間がかかりました。最初の畳む工程が大事ですねえ。。
組み立ての部No.2 ブロンプトン
最後はブロンプトンの組み立て!タイムは。。。
2分12秒。以外と入れるのも出すのも同じくらいの時間がかかるということが初めて分かりました。
まとめ
合計だと、ブロンプトンのほうが8分20秒速いという結果になりました。もっともっと差が開くかと思いましたが、特に組み立ては3分ほどの差でした。
家の中で、明るくて風も吹かない空間だったので、本当は袋が風に飛ばされそうになったり、ロードバイクのホイールを立てかける場所がなかったりとかで、結構バラつきそうな感じです。
また、輪行袋にいれるのが下手な私はロードバイクをバラす際にこうなりました。。
おお、、、ギヤが手に当たって油汚れが。なかなか落ちないんですよね。。
ブロンプトンの特性は、折りたたみの速さよりも、小さくまとまるうえに簡単(汚れない)とか、そのメリットも多いのかなぁ、と初めて気付いた実験でした。