3Dプリンター Flashforge Adventurer 3 新型ノズルを装着!
劇団ひとりも愛用の3DプリンターAdventurer3
おうち時間も長い昨今、我が家の3Dプリンター「Flashforge Adventurer 3」も絶賛稼働中です!
FlashForgeの3Dプリンターは、煩わしい水平出しをほとんど行わなくてよいので、初心者にもおすすめです。さらに最近は、新型の「Flashforge Adventurer 3X」という機種が出ています。 こちらは金属フィラメントに対応した日本限定モデル。優れものです。
なんと、芸人の劇団ひとりさんも、私と同じFlashForge Adventurer3を購入して、いろんな作品を作ってTwitterにアップしています。
Google Homeを執事みたいにした。いい感じ。#3Dprint #zbrush #adventure3 pic.twitter.com/68BrfpSxnt
— 劇団ひとり (@GekidanHitori) 2020年4月30日
やはりせっかく製作するなら、きれいにかっこよくいきたいですね。
この3Dプリンターの造形精度を決めるのは、温度や送り速度、積層ピッチなどさまざまあります。今回は、3Dプリンターのなかでも最重要パーツ「ノズル」を取り換えて精度アップを図りたいと思います。
「ノズル」とは?
ノズルとは、3Dプリンターの樹脂に熱をかけて吐き出すパーツです。常に頑張って動いてくれている部分ですね。
このノズルの径は、標準では直径0.4mmです。なんと今回、0.3mmの交換パーツがリリースされました!
おしらせ
— FLASHFORGE JAPAN (@flashforge_jp) 2020年5月21日
Adventurer3/3Xユーザーの皆様、
お待たせいたしました!!!
2020年5月22日20時30分から0.3mmノズルの一般販売が開始されます🔥🔥
次回入荷予定もございますが、
初回分は限定100個となります!https://t.co/iRccNWP5z6#FLASHFORGE #3dプリンター #Adventurer3 #Adventurer3X pic.twitter.com/1c6OfckLxQ
ノズルが細くなる、すなわち、マッキーで絵を描いていたのが、細いボールペンになるようなものです。細かい絵が描けるようになるのです。(ただし、塗りつぶしに時間がかかりますが。)
早速交換してみましょう!
ノズル交換と新旧比較
ノズルは、ノズルの手前にある黒いクリップを掴みながら、ノズルを下に引っ張ると外れます。
私の3Dプリンターはとても硬く、外れなかったため、やむなくユニットごと外して作業することに ※機械に付属するドライバーは、ネジをなめやすいので注意!
なんとか外れました。
新型には、メーカーロゴのステッカーが貼られています。ノズル穴の正面からみると、確かに右側の新型のほうが少し細い。こりゃ期待できます!
付けるときは下からぱちんとはめ込めばOKです。差し込みが甘いと温度が300度まで上がって「プリントトラブル発生」で停止してしまうので注意です!
早速0.3mmノズルでプリント!
今回は、FlashFoegeのPLAメタルカラーフィラメントを使って、立方八面体を製作します。
↓TPU立方八面体のコツはコチラ!
<今回使用したフィラメント>
優秀なノズル、ただし何度も入れ替えるのは大変
立方八面体のテストの結果、以前よりきれいにプリントできました!ですので、製作時間を気にしなければ、ノズルに関しては「小は大を兼ねる」だと思います。
ただし、ノズルを入れ替えるときに
・温度校正値の入れ直し
・スライサーソフトの設定変更
・Z軸キャリブレーション
をもう一度やらなければいけないため、なかなか大変です。(もちろん樹脂も抜かないといけなかったり。)
適材適所で毎度入れ替えて、、、という使い方は向いていないかもしれませんね。
それでもやはり、できないことができるようになるのは魅力ですね!
これから「0.3mmの真の力」を生かしていきましょう。